Google Earth 自体は、内部で行っていることをログに記録したり、そのようなログを有効にするデバッグ モードを持っていません。[ツール]、[オプション]、[全般] メニューの[ KML エラー処理] を有効にすると、無効な KML に関する詳細情報が得られる場合がありますが、KML の検証にはKML Validatorなどを使用するのが最適です。
したがって、Google Earth の HTTP アクセスをデバッグする最も簡単な方法は、Fiddler Web Debugger などのネットワーク アナライザを使用してネットワーク トラフィックを識別することです。
Fiddler は HTTP プロキシとして実行され、完全な HTTP 要求と応答情報を示すすべての Web アクセスをキャプチャします。[トラフィックのキャプチャ] をクリックして Google Earth を起動し、すべての HTTP トラフィックをキャプチャします。
kh.google.com、mw1.google.com、khmdb.google.com、mw2.google.com などへのヒットで HTTP セッションをキャプチャでき、完全な URL、リクエストとレスポンスの HTTP ヘッダーなどを含むものです。複数のビュー、フィルタリング、デコード、タイミング情報など、多くのオプションがあります。選択したレイヤーが KMZ ファイルとしてダウンロードされていることがわかります。
Sample Web session
Result Port Host URL
200 HTTP kh.google.com /geauth?ct=free
200 HTTP Tunnel to www.google.com:443
200 HTTP Tunnel to accounts.google.com:443
200 HTTP kh.google.com /flatfile?q2-0-q.534
200 HTTP mw1.google.com /mw-earth-vectordb/photos/360cities/360cities.kmz
200 HTTP mw1.google.com /mw-weather/base/files/kml/weather_en.kmz
...
デバッグ後、HTTP プロキシ設定を通常に戻す Fiddler を停止できます。
このツールを使用して、Google Earth が舞台裏で何をしているのかをすばやく確認します。使いやすく、とてもフレンドリーです。
http://www.fiddler2.com/fiddler2/