手始めに、「hello_world_gtk.c」と言うCコードを記述し、適切なコンパイラーとリンカーのフラグを使用して、それをコンパイルしてGtkに対してリンクします。これらのフラグは、pkg-configツールによって提供されます。必要なコンパイラフラグを取得するには、次のコマンドでそのツールを呼び出します。
pkg-config gtk + -2.0 --cflags
リンクフラグの場合:
pkg-config gtk + -2.0 --libs
バックティックを使用すると、pkg-configから出力を取得し、それを引数としてgccに渡すことができます。
gcc `pkg-config gtk + -2.0 --cflags` hello_world_gtk.c -o hello_world_gtk` pkg-config gtk + -2.0 --libs`
ただし、バッククォートを使用する必要はありません。必要に応じて、フラグを手動でコピーして貼り付けることができます。
Gtk 3の場合、「2.0」を「3.0」に置き換えます。pkg-configがパッケージを見つけられなかったと報告した場合は、Linuxディストリビューションで提供されているGtk開発パッケージをインストールしていません。
何かをオブジェクトファイルにコンパイルしてリンクする方法を一般的に理解していない場合は、Gtkから始めるのではなく、プレーンCから始める必要があります。コンパイルとリンクの絶対的な基本に慣れたら、Gtkアプリケーションに進むことができます。