セクタは、ディスク ドライブ自体によって設定されるディスク ドライブ上のストレージの単位です。通常、フロッピー ディスクまたは RAM ディスクの場合は 256 バイト、ほとんどのハード ディスクでは 512 バイトです。
クラスタは、ファイル システムによって設定されるストレージの単位です。(少なくともほぼ)常に整数のセクターであるため、クラスターサイズはセクターサイズの整数倍です。
「ページ」という用語は、MS-DOS ではあまり使用されません。x86 プロセッサは 4096 バイトのページを定義/使用できますが、これはプロテクト モードで実行されますが、DOS はリアル モード (または V86 タスクなどのそのシミュレーション) で実行されます。ただし、MS-DOS もその下で実行されるプログラムも、通常、ページをまったく表示したり操作したりしません (VCPI や DPMI などを使用して、プロテクト モード自体に切り替えるものは例外です)。
MS-DOS で使用されるもう 1 つの用語は、16 バイトのメモリである段落です。これは、オフセットなしでセグメント アドレスのみを使用してアドレス指定できる最小量です。たとえば、MS-DOS からメモリを割り当てる場合、割り当てサイズを段落数として指定します。