従来の ASP の負荷分散を実現するには、ユーザー固有の値をデータベースに格納し、次のように URL で参照の一意の IDを渡すことができます。
各レコードに一意の IDを生成するデータベース内のセッション テーブルを維持します。セッション固有のデータを初めて保存する場合は、セッション テーブルにレコードを生成し、セッション値をそこに保存します。新しいセッション レコードの一意の ID を取得し、Web アプリケーションのすべてのリンクを書き直して、クエリ文字列の一部として一意の ID を送信します。
セッション データが必要な後続のすべてのページで、クエリ文字列で渡された一意の ID を使用してセッション テーブルをクエリします。
例:
あなたの Web サイトには、Login.asp、welcome.asp、taskList.asp、newtask.asp の 4 つのページがあると考えてください。
ユーザーがlogin.aspページを使用してログインすると、ユーザーを検証した後、セッションテーブルにレコードを作成し、必要なセッション固有の値を保存します(この例ではユーザーのログイン日時としましょう)。新しいセッション レコードの一意の ID を取得します (一意の ID がabcdであるとします)。
以下のように、Web サイトのすべてのリンクに一意の ID を追加します。
- Welcome.asp?sessionId=abcd
- tasklist.asp?sessionId=abcd
- newtask.asp?sessionId=abcd
上記の Web ページのいずれかでユーザーのログイン日時を表示したい場合は、sessionID パラメーター (この場合はabcd ) を使用してセッション テーブルをクエリし、ユーザーに表示するだけです。
セッションを識別する一意の値は URL の一部であるため、ユーザーにサービスを提供する Web サーバーはいずれも正しいログイン日時の値を表示できます。
お役に立てれば。