引数に param=ScanBamParam(what="qname") を指定して qname を含めて GenomicAlignments::readGAlignments でデータを入力した方が便利でしょう。次に、%in% でサブセット化できます。以下は、 ExperimentDataパッケージの 1 つを使用した、より完全な例です。
library(GenomicAlignments)
library(RNAseqData.HNRNPC.bam.chr14)
fname <- RNAseqData.HNRNPC.bam.chr14_BAMFILES[1]
want <- c("ERR127306.11930623", "ERR127306.24720935",
"ERR127306.23706011", "ERR127306.22418829", "ERR127306.13372247",
"ERR127306.20686334", "ERR127306.11412145", "ERR127306.4711647",
"ERR127306.7479582", "ERR127306.12737243")
aln <- readGAlignments(fname, param=ScanBamParam(what="qname"))
aln[mcols(aln)$qname %in% want]
もちろん、BAM ファイルは大きく、qname はその大部分を占めます。多くの場合、ファイルをチャンクで反復処理することは理にかなっています。これは、(現在の Rsamtools では)yieldReduce で有効化されます。この場合、妥当な(たとえば 1M)読み取り数に設定された yieldSize を持つ BamFile と、データのチャンクを入力して処理するための MAP 関数(たとえば、不要な読み取りのフィルタリング)が提供されます。 )、結果を連結するための (オプションの) REDUCE 関数、および反復がいつ完了したかを示すための (オプションの) DONE 関数。ソリューションは次のようになります (yieldSize は、サンプル データで説明できるように人為的に小さくなっています)。
bfl <- BamFile(fname, yieldSize=100000) ## larger, e.g., 1M-5M
MAP <- function(bfl, want) {
## message("tick")
aln <- readGAlignments(bfl, param=ScanBamParam(what="qname"))
if (length(aln) == 0)
NA # semaphore -- DONE
else
aln[mcols(aln)$qname %in% want]
}
REDUCE <- c
DONE <- function(x) identical(x, NA)
result <- yieldReduce(bfl, MAP, REDUCE, DONE, want=want)
scanBam を使用して同様のアプローチを採用することもできますが、データ構造 (リストのリスト) を扱うのはより複雑です。
x <- scanBam(fname, param=ScanBamParam(what=c("qname", "pos")))
keep <- lapply(lapply(x, "[[", "qname"), "%in%", want)
result <- Map(function(elts, keep) {
lapply(elts, "[", keep)
}, x, keep)
これは、yieldReduce でも使用できます。
フィルタリングされた読み取りで新しいbamファイルを作成することに興味がある場合は、
filter_factory <- function(want) {
list(KeepQname = function(x) x$qname %in% want)
}
filter <- FilterRules(filter_factory(want))
dest <- filterBam(fname, tempfile(), filter=filter,
param=ScanBamParam(what="qname"))
readGAlignments(dest)