EXTRA_OECONFを使用して構成オプションを指定できます。ここで、アーキテクチャに基づいて値を追加することもできます。
EXTRA_OECONF_append_x86="--enable-x86"
EXTRA_OECONF_append_x64="--enable-x64"
これは、アーキテクチャ (x86/x64) が OVERRIDE 値の aprt として定義されている場合にのみ実行できます。OVERRIDE値が何であるかを見てみましょう。
Yocto bitbake 構成値は、 poky /meta/conf/bitbake.confで定義されています。そのファイルには、 OVERRIDEという変数があります。bitbake 構成でのOVERRIDEのサンプル値を以下に示します。
OVERRIDES = "${TARGET_OS}:${TRANSLATED_TARGET_ARCH}:build-${BUILD_OS}:pn-${PN}:${MACHINEOVERRIDES}:${DISTROOVERRIDES}:${CLASSOVERRIDE}:forcevariable"
bitbake -eを実行して出力を収集すると、設定に基づいて OVERRIDE の値が変換されます。
OVERRIDES="linux:i586:build-linux:pn-defaultpkgname:x86:qemuall:qemux86:poky:class-target:forcevariable:libc-glibc"
セットアップで、x86/x64 が OVERRIDE 値の一部として表示される場合は、前述のように構成オプションを定義できます。