相互相関は、既知の広帯域信号を送信し、送信された信号をレーダー受信アンテナを介して受信した着信信号と相関させることにより、航空機までの距離を測定するために使用されます。
送信信号 x(n) の長さは N=512 で、受信信号 y(n) の長さは N=2048 です。
y(n)=kx(nd)+w(n); ここで、'kx(nd)' は x(n) を d サンプルだけ遅延させ、係数 k で減衰させたもので、w(n) は受信ノイズです。
x(n) を y(n) と相互相関させて、サンプル遅延の数である d の値を決定する MATLAB プログラムを作成しようとしています。また、送受信データが光速で移動することを前提として、航空機までの距離が 50 km 以内で 50 m の精度で決定される場合、適切なサンプリング周波数を決定します。