実際には、マスターが SYNC 時に生成するファイルは通常のスナップショット ファイル (つまり、rdb ファイル) であり、他のすべての rdb ファイルと同じ場所に書き込まれます。
この場所は、マスター インスタンスの Redis 構成ファイルで設定されます。dir および dbfilename パラメーターを参照してください。
たとえば、/data/redis/dump.rdb でダンプを生成するには
# The filename where to dump the DB
dbfilename dump.rdb
# The working directory.
#
# The DB will be written inside this directory, with the filename specified
# above using the 'dbfilename' configuration directive.
#
# Also the Append Only File will be created inside this directory.
#
# Note that you must specify a directory here, not a file name.
dir /data/redis
もちろん、Redis が起動されるユーザーには、この場所への適切なアクセス権が必要です。
ここで、スレーブ側で、マスターから読み取られたダンプ ファイルが一時ファイルにコピーされ、その名前は temp-%d.%ld.rdb のようなものになります (タイムスタンプと pid を含む)。このファイルは、スレーブ インスタンスの構成の dir パラメータに対応する作業ディレクトリに作成されます。そのため、スレーブ側で RDB がアクティブでない場合でも、dir パラメータを正しく設定し、適切なアクセス権を持つディレクトリを指定する必要があります。