Advanced Installerはデフォルトではこれをサポートしていませんが、少し調整するだけでこれを機能させることができます。方法を説明しましょう:
- 最初の要件は、VSによって生成された出力フォルダーを同じ親フォルダーに配置することです。両方とも「bin」に配置されているためです。
- 次に、Advanced Installer GUIでプロジェクトを開き、次の手順を実行する必要があります。
- メディアページにデバッグとステージングと呼ばれる2つのビルドを作成します
- [パラメータのインストール]ページから、「構成」というプロパティまたは任意の名前を作成します
- [新しいプロパティ]ダイアログには、プロパティのビルドごとの値を設定するオプションがあります。それらを「デバッグ」と「ステージング」、つまりVSによって作成されたフォルダーの名前に設定します
- 次に、[ファイル]->[オプション]->[パス変数]に移動し、現在プロジェクトにあるデバッグ/ステージングのフルパスを使用して新しいパス変数を定義します。
- [ホーム]タブのツールバーで、[パスの変換]ウィザードを使用して、プロジェクトを保存します。
ここで注意が必要な部分があります。ファイルをUTF-8形式で保存できるNotepad++などのテキストエディタでプロジェクトファイルを編集する必要があります。ファイルを開いたら、次のXMLノードを探します。
<COMPONENT cid="caphyon.advinst.msicomp.AppPathsComponent">
<ROW Name="BIN_DIR" Path="<your path>\bin\Debug" Type="2" Content="0"/>
この機能をすでに使用している場合は、ここに複数の変数がある可能性があります。値を編集して、「Debug」を「[|Configuration]」に置き換える必要があります。
これで、プロジェクトを保存してビルドでき、2つのビルドのそれぞれに対して正しいファイルが取得されるはずです。