クライアント側について
Web サービスは別個のプロジェクトであり、別個のデプロイメント モデルです。Windows 8 クライアント アプリ用の 1 つの Visual Studio プロジェクトと、Web サービス側用の 1 つのプロジェクトを持つことができます。
Windows 8 アプリには、Web サービスを使用するためのエンドポイントなど、永続データを保存するためのいくつかのオプションがあります。
使用する Web サービスの場所など、Windows 8 アプリケーション データを格納する際には、いくつかの考慮事項があります。
Windows 8 アプリケーション データには、セッション状態、ユーザー設定、およびその他の設定も含まれます。アプリの実行中に作成、読み取り、更新、および削除されます。
考慮すべき寸法には3 つのタイプがあります。システムは、アプリのこれらのデータ ストアを管理します。 (1)ローカル: 現在のデバイスにのみ存在する永続データ (2)ローミング: ユーザーがアプリをインストールしたすべてのデバイスに存在するデータ (3)一時: データアプリが実行されていないときはいつでも、システムによって削除される可能性があります
開発者は、アプリケーション データを永続化するためにいくつかのオブジェクトに関心を持っています。最初のコンテナー オブジェクトは ApplicationDataContainer です。もう 1 つは ApplicationData です。これらのオブジェクトを使用して、ローカル データ、ローミング データ、または一時データを格納できます。
サーバーサイドについて
Windows 8 クライアント アプリは、http ベースの Web サービスを使用します。
ほとんどの開発者は、Web サービスをクラウドにデプロイして、iOS、Android、Windows、およびその他のサーバー側サービスで使用します。
Windows Azure は、クライアントへのサービスの公開を非常に簡単にするクラウド サービスです。
堅牢なソリューション用のクラウド サービスまたは軽量のAzure Web サイトのいずれかを利用できます。
通常、次の2 つのプロジェクト タイプのいずれかを選択して、Web サービスを作成できます。
(1) Windows Communication Foundation WCF; また
(2) MVC バージョン 4 に含まれる ASP.NET Web API。
WCFは以前から使用されており、歴史的に、サービスの公開に関して開発者が最初に選択するものでした。
Web サービスに関する Microsoft の最新の概念はASP.NET Web API に関連しており、 HTTP の概念 (URI と動詞) を真に取り入れています。また、ASP.NET Web API を使用して、要求/応答ヘッダー、ハイパーメディアなどを活用するサービスを作成できます。