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依存フィールド - リスト値に基づく表示の概要
依存フィールドは、Sugar Logic を使用してフィールドの可視性を制御し、特定の条件が満たされた場合にのみ表示されるようにします。管理者は、[依存] チェックボックスを選択し、式ビルダーを使用してフィールドを編集するときに、Studio またはモジュール ビルダーを介してこれらの式を作成できます。この記事では、レコードのフィールドが許容値のリストと一致する場合にのみ表示される従属フィールドの数式の例を示します。
Sugar Logic と計算フィールドの概要については、計算フィールドの概要の記事を参照してください。使用事例
この例では、Accounts モジュールのカスタム Status フィールドを、Account Type フィールドがリストされた 3 つの指定された値 (Customer、Partner、または Investor) のいずれかと等しい場合にのみ表示するようにします。前提条件
次の数式を入力する前に、アカウント モジュールで TextField タイプの新しいフィールドを作成し、依存フィールドとしてマークする必要があります。方式
以下の依存式は、ドロップダウン タイプ フィールドの選択された値が顧客、パートナー、または投資家のいずれかと等しい場合にのみ、アカウント モジュールの編集および詳細ビューにステータス フィールドを表示します。
isInList($account_type,createList("Customer","Partner","Investor"
式の内訳
createList() 関数は、比較に使用する文字列値の一時リストを作成します。次に、isInList() 関数を使用して、account_type フィールドの値が一時リストに表示されるかどうかを確認します。account_type はドロップダウン フィールドであるため、isInList() は選択されたオプションの項目名 (表示ラベルではなく) を比較値として使用します。[管理] > [ドロップダウン エディター] のドロップダウン メニュー内のすべてのオプションの項目名と表示ラベルを確認できます。
account_type の選択されたオプションに「Customer」、「Partner」、または「Investor」の項目名がある場合、式は「true」を返すため、依存する Status フィールドが表示されます。
この例では、createList() 関数が一時的な値のリスト (Customer、Partner、Investor) を生成し、isInList() 関数がそのリストを Type フィールドの値と比較します。アカウントの選択されたタイプの項目名は「顧客」であるため、条件が満たされ、ステータス フィールドが表示されます。応用
依存式を使用してカスタム テキスト フィールドを作成し、モジュールの編集および詳細ビューに追加すると、タイプ フィールドに指定したリストのいずれかの値が含まれている場合、依存フィールドが表示されます。この例では、Account Type フィールドの表示値が「Customer」であるため、Status フィールドが表示されます。