一般的な用語では、チェッカーとスコアボードは同じ意味で使用され、どちらも DUT からの実際の結果と期待される結果を比較します。ただし、チェッカーは通常、検証したい独立した機能に固有のものですが、スコアボードはインターフェイスまたは DUT 全体の 1 つ以上のチェッカーのコレクションである場合があります。スコアボードは、「テスト」がいつ行われるかを決定する責任を持つ場合もあります。
検証で使用されるスコアボードという用語の由来は、期待される結果を保存するために使用されるデータベースに由来すると思います。データベース内のすべてのエントリが完了したことを確認したとき、または各エントリを削除したためにデータベースが空になったときに、テストが完了したと見なされました。実際の結果は DUT から得られたものです。UVM はuvm_scoreboard
、このデータベースを含むテストベンチ内のコンポーネントを表すために使用します。
SystemVerilog 1800-2009 では、このキーワードchecker
は、形式検証用のモデリング コードと共にアサーションの検証ライブラリを構築するためのカプセル化ブロックとして予約されていました。しかし、私は今でもチェッカーを、実際の結果に対して期待されるチェックのための再利用可能なコードのカプセル化と考えています。